他のスポーツと比べて、日によってパフォーマンスが崩れたり、調整・維持することが難しいのがマラソンや陸上競技です。
トップランナーに限らず、一般的な市民ランナーでもそれは同じです。
そのため、プロテインやサプリメントを多用しているランナーは多いと思います。筆者もその例に漏れません。
今回は今まで試してきたサプリメントの中で、特に効果を感じたサプリメント「OyS」を紹介します。
※これは案件ではなく、筆者の正直な感想です。
KSNとは?サプリメント会社?
KSN(Kyoto Sports Nutrition)は、アスリートのフィジカルコンディションとメンタルコンディションをベストな状態に保つためのサプリメントを開発しています。プロテインやエネルギーチャージサプリメントではなく、アスリートに必要な栄養素を補給することを基本理念としています。
KSNのサプリメントは、瀬戸内産のマガキを使用しており、グリコーゲン、亜鉛、タウリンなどの栄養素が豊富に含まれています。
KSNのサプリメントには、スポーツにおけるパフォーマンスを最大限に引き出すLifelineや、パフォーマンスアップや健康管理に役立つOYSなどがあります。多くのトップアスリートが愛用しているサプリメントメーカーです。
筆者は京都出身なので、勝手に親近感が湧いています。
KSNのOySについて|どういうサプリメントか?
OYSとは スポーツにおけるパフォーマンスを最大限に引き出すために作られたナチュラルサプリメントです。 小さなお子様や妊婦さんにもお飲みいただけるよう、安心・安全へのこだわりが詰まっています。
要は「パフォーマンス調整・向上」などが主な効果かと思われます。
詰まっている成分としては
- アミノ酸
- タウリン
- ミネラル
- グリコーゲン
OyS含有のアミノ酸
OySには、ヒトの筋タンパク質中に多いとされる、BCAA(バリン、ロイシン、イソロイシン)を含めアミノ酸18種類がバランス良く含まれています。
またアルギニンは、筋タンパク質の合成を促進するほか、成長ホルモンの分泌を促進し傷ついた筋肉を修復します。
OyS含有のタウリンとタウリンの効果
タウリンは心筋や筋肉、目の網膜、脾臓、脳、肺、骨髄などに存在していますが、体内の全タウリン量の50~80%は筋肉に存在すると言われています。
- 肝臓の解毒作用を強化し、肝細胞の修復
- 心筋の活動をスムーズにして、心筋の収縮力向上
- コレステロールの低下
OyS含有のミネラル(亜鉛)
亜鉛は生命活動に必要な微量元素の1つであり、生体内には皮膚、骨、筋肉に多く存在しています。
亜鉛は、300種類以上の酵素に必要なミネラルで、細胞分裂やタンパク質の合成などを促進する働きがあります。
筋トレを行うとき、体内に十分な亜鉛の量が貯蔵されていると、傷ついた筋組織の修復、及び新陳代謝がスムーズに進み、筋トレの効果を感じやすくなります。
また、スポーツ選手は汗からの亜鉛排泄が多いため、不足しやすい栄養素です。スポーツで引き起こされる貧血(スポーツ貧血)中の一つに亜鉛欠乏性貧血があります。
含有グリコーゲンとグリコーゲンの効果
グリコーゲンは体のエネルギー源となるもので肝臓や筋肉に蓄えられています。必要に応じて、ブドウ糖に分解されエネルギーとして使われます。
運動に必要なパワーを発揮するためにはグリコーゲンの補給が必要不可欠です。
また、筋グリコーゲンは、筋タンパク質の分解を抑制すると考えられています。
実際にOySを1ヶ月使ってみた正直な感想
それではOySがどんなものかわかったところで、実際に1ヶ月ほど使用した感想を述べていきましょう。
どういう飲み方をしたか
まず、筆者の飲み方ですが、練習直後にプロテインと一緒に飲んでいました。
それを1ヶ月ほど続けました。
なぜプロテインと一緒に飲んでいたかと言うと、プロテインのタンパク質やミネラルなどを一緒に摂れば相乗効果を発揮しそうだと感じたからです。根拠はありません。
味は甘い錠剤の薬と似たような味でした。舐めると若干磯臭い感じがあります。
飲み続けて体に訪れた変化
11月後半から飲み続けていて、最近ようやく効果を実感してきました。
実感した効果は2つあります。
- 筋持久力の向上
- 疲労回復速度の上昇
筋持久力の向上
最近感じた効果は「筋持久力の向上」です。
1ヶ月ほど前まで、ペーランとして3’30〜40秒/kmで10km超えを走ると、後半かなりきつく感じていました。2月18日の京都マラソンで2時間35分、20代の部で入賞を目指しているため、このままでは目標達成は困難なように感じており、目標見直しも考えていました。
しかし、ここ数週間で状況が激変しました。
3’40/km程度ならかなり余力を持って走れるようになりました。
おまけに今はお尻の筋肉の不調があります。それを加味すると、かなり良い状態です。
走っていても常に「まだ走れる」と思いながら足を進めることができ、筋持久力の向上を実感しています。
おそらくグリコーゲンの影響でしょう。
筆者は元々朝ごはんは食べないし、補給食もほぼ摂らない体質です。おそらく脂肪をうまく使えており、燃費が良いのだと思います。フルマラソン程度なら起床直後に水だけで走れます。
しかし反面、筋肉中のグリコーゲンをうまく使えておらず、急激な失速などが課題でした。
その課題を練習直後にOySを摂取することで、改善できたのだと思います。
疲労回復速度の上昇
摂取し始めてから常に感じていることは「疲労回復速度の上昇」です。
筋疲労や胃腸の疲労をここ1ヶ月感じていません。
「今日は疲れているし練習はオフにしよ」などと思わない程度に、現状の疲労回復サイクルが完成しています。
飲み始めるまでは「昨日のポイント練習の疲労が残っているから休も」と休んでいる日も多々ありましたが、最近はありません。
練習と疲労回復のサイクルが確立されたことがOySを飲み始めて最も恩恵を感じた効果です。
OySのデメリット
品質はかなり良いと思います。
実感できる効果もあります。
しかし、ただ一つデメリットを挙げるとすれば、「価格」です。
筆者は知り合いのサポート選手のお手伝いをした時に1ヶ月分のOySをいただきました。そして、実際に非常に良い商品だと感じたので、定期的に購入しようとしたのですが、
「1ヶ月分が6480円」
流石に高すぎる。
プロテインも毎月定期購入しているため、それと合わせるとサプリ代が月1万円を超えます。
ブログ運営の経費として落とせばいいかとも考えましたが、それならランニングシューズレビューなどをしたいというのが本音です。
効果は本当に実感できますし、素晴らしい商品であるが故に、個人的には致命的なデメリットだと感じました。
一つ手としては、大事なレースの1ヶ月前分だけ買ってレースに向けて服用していくという使い方も賢いと思います。
–引用・参考ページ
ランナーにおすすめのプロテインは以下↓↓↓