座りすぎでお尻の付け根が痛くて走れない状態になった話とそこから回復に1ヶ月かかった話

ランニングの科学

大半の市民ランナーは仕事と両立しながら毎日走っている方がほとんどだと思います。

筆者もその例に漏れず、働きながらほぼ毎日走っています。

働きながら走ることは精神衛生上良いと思っていますが、そこから発生するメリットとデメリットももちろんあります。

今回は働きながら走っていたことが起因した故障とその回復までの話についてお話ししていきます。

座りすぎでお尻の付け根の筋肉が痛くなった原因

筆者は仕事柄常時座りながらPCをカタカタやっています。

そのため、1日数時間座り続けることもざらにあります。

社会人2年目のペーペーですが、これまでの社会人生活で特に体の不調を感じることはありませんでした。

しかし、ここ数ヶ月前に突然お尻の付け根の筋肉が痛み出して、走れない日々が続きました。お尻の付け根だけならよかったんですが、その痛みが腸脛靭帯まで影響してきました。

原因は「座りすぎ」です。

座りすぎで血流が悪くなって、神経が圧迫されたことで痛みが起きたようです。

Sitting is New Smokingという言葉|座りすぎは喫煙と同じ

海外には「Sitting is New Smoking」という言葉があります。

これは座りすぎは喫煙と同じということを意味します。

座りすぎることは喫煙することと同等に体へ悪影響を及ぼすという研究結果が出てから流行り出した言葉です。

日本ではあまり普及しておらず、日本人の座位時間は世界最長の7時間というデータもあります。

これは由々しき自体です。

筆者はおそらく1日で10時間以上は座っているので、これは改善する必要があると感じました。

何よりも座りすぎが原因で故障したのであれば、この先も同じことが発生する可能性があります。そのため一刻も早く改善を行いました。

そして、これが故障の回復につながりました。

座りすぎによる故障の対処法

今ある痛みを取ることは治療などに頼るしかありません。

なので、今の痛みを悪化させないため、ひいてはこれから同じことを起こさないために仕事環境を変えました。

スタンディングデスクの導入

まず最初に導入したものが「スタンディングデスク」です。

これは座りながらも立ちながらも作業ができるデスクのことです。要はデスクの高さを調整できるのです。

これを導入してから、1時間に10〜20分は立って作業を行うようにし始めました。

これが最も大きな対処法1つ目です。

在宅ワークなので、購入して使用できていますが、出社しているなら購入する必要はないでしょう。

ただAmazonでは2万円程度で買えるので、自宅で座っている時間が長いと感じるなら買っても後悔はしないと思います。

体圧分散クッションの導入

次に導入したのが「体圧分散クッション」です。

これは簡単に言えばお尻の下に敷いて、お尻や腰への負担を下げるアイテムです。

これを導入することで、座っていても血流を悪くせずに作業ができます。もっと早く導入していればよかったと感じるほどです。

デスクワークがメインの市民ランナーは故障や不調を感じていなくても導入することをおすすめします。

2000円程度で非常に安いので、故障防止で買っておくといいでしょう。

Amazonなら1000円からでも買えます。ランナーは故障防止で絶対買うべきです。

Apple Watchの導入

次に導入したのが、「Apple Watch」です。

これは1時間座り続けていると「立ちましょう」と通知がくるため、作業に没頭していても気付けることが嬉しいところです。

他のヘルスケアデータもトラッキングしてくれるので、買ってよかったと感じています。

また、筆者が所有しているのはハイエンドモデルの「Apple Watch Ultra」です。

これはランニングでも重宝しています。多少重いですが、プライベートとランニング中で時計を使い分ける必要がありませんし、むしろGarminなどよりも使いやすいです。

Apple Watch Ultraをランニングウォッチとして使用した感想は以下

プライベートとランニングで時計の使い分けを煩わしく感じる方や、Garminなどよりも操作性が高く、汎用性が高いランニングウォッチを求めているならApple Watch Ultraを買っても後悔はしないと思います。

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